東北運輸局指定民間車検工場
【有限会社シネハモータース】
福島県相馬市程田潜石69−1
📞0244-35-2418
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営業時間:8:30~17:30
2024.06.28
いつも御覧頂きありがとうございます。
フロント課 標葉です。
本日はBPレガシィをこよなく愛する常連のお客様より、
足廻りからの異音&バンプ時(ショックアブソーバー収縮時)不快感での御相談。
車両詳細は下記です
車種:スバル レガシィ
年式:H19.6月
型式:CBA-BP5
見た目はノーマル仕様も、音響や下廻り等見えない所をチューニングされてます。
先ずは症状の確認も兼ねての試運転及びリフトアップ点検を実施。
不快感はショック抜け&異音はお馴染みのハブベアリング不良。
ショックアブソーバー及びハブベアリング交換を御提案させて頂きました。
お客様からの御要望でショックアブソーバーのメーカーはテネコ社製「モンロー」を指定。
アメリカ生まれの歴史の長い老舗メーカー。
渋いですねー😏
個人的に好きなチョイス
細部の部品にまで拘ったワンランク上の純正交換用部品です。
前後左右交換を御希望でしたが、残念ながらリアショックは廃盤の為断念し今回はフロント左右のみ実施。
元々装着されていたのが、スバリスト御用達のビルシュタインでした。
外したビルシュタインダンパーはオーバーホール修理にて今後の為に保管。
乗り味(硬い,柔い)を決める要素として重要な部品の一つが、ショックアブソーバー(ダンパー)です。
車のサスペンションにあるダンパーは、走行中のピッチング(前後動)を抑え、ローリング(左右)のロールスピードをコントロールしボディーを支える役割や路面の段差を越える際の衝撃を和らげたり吸収し、乗り心地を良くする効果があります。
ここで重要なのは、スプリングの硬さが絶対的なロール量を決めるのに対し、ダンパーはあくまでも過渡状態という事です。
つまり、ロールが起きてから止まるまでの間のみに効いてくるという事です。
ダンパーの減衰力を高くするとロールスピードは遅くなりますが、絶対的なロール量は変わりません。
けれども、実はこの部分が乗り心地やハンドリングのフィーリングに大きな影響を及ぼすのです。
一般的なダンパーは、走り出しから街乗り程度(60km/h)までの乗り心地を重視している物が多く、細かな衝撃はダンパーが吸収しボディに揺れを伝えない様に柔らかめにセッティングされています。
走行中に大きめの衝撃が生じても、ボディ自体をゆっくりと揺らして、「フワッ」とした乗り心地になるような設計です。
一方で、元々装着されていたビルシュタイン製ダンパーは硬めにセッティングされていて、小さな衝撃はダンパーでいなしながら大き目な衝撃はダイレクトにドライバーへ伝えるので、クルマの動きを的確に感じ取ることができます。
また、硬めのダンパーは微細なハンドル操作に対してもクルマが機敏に反応するようになり、ハンドリングの向上にも繋がります。
今回お客様から御指名があったモンローは、ただ硬さを主張するだけではなく、硬さの中にもしなやかさがある製品です。
取付完了後試運転にて違いは歴然。
減衰力も回復し、不快感と異音も消えました。
足廻りの点検やリフレッシュの御要望もお気軽に御相談下さい🐹
皆様のご来店をスタッフ一同心よりお待ちしております🍀✨
東北運輸局指定民間車検工場
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福島県相馬市程田潜石69−1
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2024.06.21
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日頃のご愛顧に感謝の気持ちを込めて。
対象期間:2024年6月20日(木)〜30日(日)
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この機会をお見逃しなく。
みなさまのご来場、
心よりお待ちしております☺️🍀
東北運輸局指定民間車検工場
【有限会社シネハモータース】
福島県相馬市程田潜石69−1
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2024.06.21
いつも御覧頂きありがとうございます。
フロント課 標葉です。
連日の暑さで感覚的には最早夏…🌊😎
6月の段階で県内38℃は異常で、猛暑が予想される今夏が今から恐ろしいですね(;’∀’)
今回は暑い夏前に備えておきたいバッテリーに関して御紹介していきます👍
JAF(日本自動車連盟)さん調べによると、ロードサービスの出動理由第1位がバッテリー上がり。
全体の占める割合も4割弱と2位のタイヤパンク(20%前後)と比べても断トツですね
そもそもバッテリー上がりがどうして起きるかを説明していきます。
バッテリーとは、簡単に言えば充電をして繰り返し使える電池です。
身近な所ではスマートフォンが当てはまりますね。
車は外部から電力を補充するのではなく(EV車を除く)、充電の為の発電機を備えています。
これがオルタネーター又はダイナモと呼ばれる物で、エンジンの回転を利用して電力を生み出す仕組みになっています。
バッテリーは車を走行中にオルタネーターから充電されていますが、車で消費されている電力が充電量を上回り続けるとバッテリーに蓄えられている電力が消費されます。
蓄えられた電力を超えて放電する状態をバッテリーの過放電と言い、一般にバッテリー上がりと呼ばれます。
車には電力を使う機能が沢山有りますが、その中でもこれからの季節にかかせないのが
「 エアコン(A/C) 」
A/C使用時は電力消費が激しい為、バッテリー上がりを引き起こしやすい要因の一つを作っています。
車内の設定温度を下げれば下げる程、風量を強くすれば強くする程消費する電力は増えていきます。
渋滞時はバッテリー負担がさらに大きくなります。
前述の通り走行中はオルタネーターから充電されます。
しかし、オルタネーターはエンジンの回転数と連動して発電する為、渋滞などにハマると発電量は減少します。
渋滞によるブレーキランプを頻繁に使用するのも然り。
足りなくなった電力はバッテリーから供給され、バッテリーへの負荷を高めます。
更に、気温が上がるとバッテリー自体の性能が落ちます。
冬にエンジンが掛かりにくいのは寒さでバッテリーの放電がうまく機能しない為ですが、夏は気温が高いから大丈夫とは言えません。
バッテリー液には「適切な比重」というものが存在し比重が高くても低くても本来の性能を発揮できないからです。
バッテリー液の比重は、気温で変化します。
気温が上がれば上がる程比重はどんどん低くなり、バッテリー液中の希硫酸濃度が薄くなっていきます。
バッテリーは、電力を消費すると比重が低くなっていくものなので、電力を消費したのと同じ状態になりバッテリーが上がり易くなってしまうのです。
交換時期は車の使用環境・使用状況(走行距離や使用頻度など)によって異なりますが、目安は2-3年です。
中には3年以上使用している車もありますが、バッテリー内部の劣化が進行しているのでいつ上がるか分からない状態です。
アイドリングストップ機能が搭載された車やハイブリッド車に搭載されている補機バッテリー(12V用)も同様です。
近頃のバッテリーは、劣化していても寿命が尽きる直前まで使用出来てしまいます。
突然、バッテリーが上がってしまうことを防ぐ為、ぎりぎりまで使用することは避けましょう。
電圧は、通常時が12.5-12.8V,エンジン始動時は13.5-14.5Vが正常値と言われています。
電圧はエンジン始動時にもっとも電力が必要になるので、通常時の電圧消費量が12.5V未満になったら一般的にバッテリーの寿命と考えて良いでしょう。
当店は、
GS YUASA認定でバッテリーのスペシャリストが揃う”バッテリーマイスター”店です。
これからのシーズン、お出かけ前やお出かけ先でバッテリートラブルに見舞われて立往生しない為にも交換時期を逃さない様点検をおすすめ致します。
基本的なバッテリーチェックは無料で実施致しますので、お気軽に御相談下さい
皆様のご来店をスタッフ一同心よりお待ちしております🍀✨
東北運輸局指定民間車検工場
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福島県相馬市程田字潜石69-1
0244-35-2418
2024.06.10
いつも御覧頂きありがとうございます。
フロント課 標葉です。
本日は、低速走行時(40km/h~)に後方より出る異音が気になるというご相談です。
先ずは、お客様同乗による試運転で異音の確認作業を実施致します。
多種多様で数ある『一般整備』の中でも【音】に関する点検,修理は非常に難しい。
【音】は共鳴するので、「鳴っている」所と、「聞こえる」所が違う場合や症状の発生条件が「走っている状態でないと音が聞こえない」,「寒い時や朝一のエンジン始動一発目のみ」等点検時再現が難しいものも有り頭を悩ませます。
症状が出ていない時の点検は尚更です。
お客様が感じている音とこちらが確認した音をリンクさせる為にも、細かいヒアリングや同乗にて共通認識を持つ事が大事になります。
早速試乗をしてみると…
聴き馴染みのある音が…(´―`)
そうスバリストであれば一度は経験するあの音です
ハブベアリング異音
ハブベアリングとは、ホイールの回転部に取り付けられた軸受けの部品です。
タイヤの回転で発生する摩擦を軽減して、タイヤのスムーズな回転を補助する役目があります。
ハブベアリングはタイヤと共に回転している為、常に負担が掛かります。
特に、過走行(多走行)車や過負荷(過積載)車は摩耗によるクリアランス,雪国など融雪剤を多く撒く地域では錆による腐食や劣化等距離や,年式,使用環境に比例して故障は発生致します。
その他単純に、ハブベアリング内のグリースの劣化やタイヤを縁石等にぶつけたり乗り上げたりの外部衝撃でベアリング内部が損傷しガタつきが起きる場合もあります。
症状が進行した場合、最悪はベアリングが焼き付きタイヤのロックや外れへと繋がる為早急な作業が望ましい。
近年モデルは稀ですが、この車が発売された当時はBPやSHやGHでよくある一般作業でした。
原因も特定出来たので、作業へと移ります。
今回のお客様は岩手県からお越し頂きました。
雪も多く融雪剤も非常に多い地域という事で、足廻りや下廻りは予想通りの錆具合。
これはベアリングの脱着に難儀しそうです(‘ω’)
あとは、ベアリングと組みついているリヤドライブシャフトが無事である事を祈ります。
先ずはブレーキキャリパーを外します。
そして、ディスクローターを外すと目的のハブベアリングが現れます。
錆の懸念があったので、バックプレートは元々交換予定ではありましたが、案の定ボロボロでした。
パーキングブレーキを外してリヤナックルからバックプレートも外していきます。
最後はリヤドライブシャフトからハブベアリングを抜くだけですが…ここが中々抜けません(´・ω・)
錆の固着恐るべし🐹
錆が目立つ部分(ナックル等)は磨いて防錆塗装処理をサービスさせて頂きました
ハブベアリングとバックプレートの交換で異音も消えて無事作業完了です
音や振動等気になる症状が出る時は、お車がなんらかの不調をきたしている可能性があります。
気づいた時になるべく早く対応する事で防げるものや最小限に留める事が出来る場合がありますのでお気軽にご相談下さい。
人間の健康管理と似てますね。
皆様のご来店をスタッフ一同心よりお待ちしております🍀✨
2024.06.07
いつも御覧頂きありがとうございます。
フロント課 標葉です!
本日はお客様よりオイルランプ点灯&異音での御相談です。
車両詳細は下記です。
車種:スズキ ワゴンR
型式:CBA-MH21S
年式:H17.7月
先ずはオイル量を見てみると…
レベルゲージに殆んど付かず(´;ω;`)
エンジン廻りの漏れがかなりあったので、一度洗浄後漏れ箇所の特定作業を行いました。
漏れはタイミングチェーンカバーより確認
異音はウォーターポンプのガタつきが原因でした。漏れは液体パッキンの経年劣化ですね。
お客様へ作業箇所及び作業内容,作業見積り,所要時間をご説明し、
御了承を頂いたので作業をすることに
各部ベルトを外しウォーターポンプ,コンプレッサー,クランプーリー等外す物を
ゴッソリ外していきます。
タペットカバーとオイルパンを外して、ようやっと本題のタイミングチェーンカバーに到達。
他の並行していた業務に押され写真が少なくすみません
漏れの原因となった劣化したガスケットを取り除き、綺麗に清掃後液体ガスケットを再度塗り組付けます。最後にエンジンオイルと冷却水を入れて暖機後エアー抜き。
オイルの漏れがないかを試運転等で確認後修理が完了です
オイル漏れ等でお車のお乗り換えを御検討する事もあると思いますが、
場合によっては価格を抑えて修理する事も可能な場合もありますのでいつでもお気軽にご相談下さい!
皆様のご来店をスタッフ一同心よりお待ちしております