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2024.06.28
【足廻りからの異音&バンプ時(ショックアブソーバー収縮時)不快感】
いつも御覧頂きありがとうございます。
フロント課 標葉です。
本日はBPレガシィをこよなく愛する常連のお客様より、
足廻りからの異音&バンプ時(ショックアブソーバー収縮時)不快感での御相談。
車両詳細は下記です
車種:スバル レガシィ
年式:H19.6月
型式:CBA-BP5
見た目はノーマル仕様も、音響や下廻り等見えない所をチューニングされてます。
先ずは症状の確認も兼ねての試運転及びリフトアップ点検を実施。
不快感はショック抜け&異音はお馴染みのハブベアリング不良。
ショックアブソーバー及びハブベアリング交換を御提案させて頂きました。
お客様からの御要望でショックアブソーバーのメーカーはテネコ社製「モンロー」を指定。
アメリカ生まれの歴史の長い老舗メーカー。
渋いですねー😏
個人的に好きなチョイス
細部の部品にまで拘ったワンランク上の純正交換用部品です。
前後左右交換を御希望でしたが、残念ながらリアショックは廃盤の為断念し今回はフロント左右のみ実施。
元々装着されていたのが、スバリスト御用達のビルシュタインでした。
外したビルシュタインダンパーはオーバーホール修理にて今後の為に保管。
乗り味(硬い,柔い)を決める要素として重要な部品の一つが、ショックアブソーバー(ダンパー)です。
車のサスペンションにあるダンパーは、走行中のピッチング(前後動)を抑え、ローリング(左右)のロールスピードをコントロールしボディーを支える役割や路面の段差を越える際の衝撃を和らげたり吸収し、乗り心地を良くする効果があります。
ここで重要なのは、スプリングの硬さが絶対的なロール量を決めるのに対し、ダンパーはあくまでも過渡状態という事です。
つまり、ロールが起きてから止まるまでの間のみに効いてくるという事です。
ダンパーの減衰力を高くするとロールスピードは遅くなりますが、絶対的なロール量は変わりません。
けれども、実はこの部分が乗り心地やハンドリングのフィーリングに大きな影響を及ぼすのです。
一般的なダンパーは、走り出しから街乗り程度(60km/h)までの乗り心地を重視している物が多く、細かな衝撃はダンパーが吸収しボディに揺れを伝えない様に柔らかめにセッティングされています。
走行中に大きめの衝撃が生じても、ボディ自体をゆっくりと揺らして、「フワッ」とした乗り心地になるような設計です。
一方で、元々装着されていたビルシュタイン製ダンパーは硬めにセッティングされていて、小さな衝撃はダンパーでいなしながら大き目な衝撃はダイレクトにドライバーへ伝えるので、クルマの動きを的確に感じ取ることができます。
また、硬めのダンパーは微細なハンドル操作に対してもクルマが機敏に反応するようになり、ハンドリングの向上にも繋がります。
今回お客様から御指名があったモンローは、ただ硬さを主張するだけではなく、硬さの中にもしなやかさがある製品です。
取付完了後試運転にて違いは歴然。
減衰力も回復し、不快感と異音も消えました。
足廻りの点検やリフレッシュの御要望もお気軽に御相談下さい🐹
皆様のご来店をスタッフ一同心よりお待ちしております🍀✨
東北運輸局指定民間車検工場
【有限会社シネハモータース】
福島県相馬市程田潜石69−1
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